働きたくない！
パリッとしたスーツを着た面接官のような男が僕に問いかける。
「あなたが今ほしいものは何ですか？」
僕は答える。
「永遠のモラトリアムです。」
先日、とある授業で新聞社を見学した。
そこで思ったこと。
働きたくない。
新聞社で。ということではない。シンプルに、どこであろうと働きたくない。
会社に出勤して、業務を行う。わかってる。楽しくなくても、やらなきゃいけない。わかってるけど、それでも嫌だと思ってしまった。
僕らが訪れたのは午前１１時頃で、ちょうど夕刊の締め切りが迫っている時だった。
そう、ピリピリしていた。
そんな忙しい時間に訳の分からない大学生が来るのだ。歓迎されるわけがなかろう。
ぼくらだって来たくて来てるわけじゃないよ。クソほど興味ないし。そんなルーズルーズの空気が蔓延していたように思う。
毎朝早く起きて、夜まで働いて。もちろん今みたいに平日の昼間っからベッドに寝転んで動画を見ることもできないし、思い付きで旅行なんてできない。そんな日が僕にも来るのか？想像さえもできないくらい、僕の日常はだらしなかった。数時間だけのあるバイトだってしんどい。親父のすねから流血が止まらないくらいかじり続けてやりたい。
だから、まだまだ大人になりたくない。モラトリアムの時間が続けばいい。駄々こねていられるほど甘くはないことなんて重々承知。そのうえでもう一度言わせてもらう。
働きたくない！
僕の「サラバ」
西加奈子『サラバ！』を読んで
文庫本は上・中・下巻に分かれているのだが、後半に差し掛かるにつれて読む手が止まらなくなり、下巻に関してはその日の予定を全カットして読書に費やした。
凄かった。
いやいや、感想もっとあるだろといわれそうだが勘弁してほしい。素直な感想がこれだ。
もちろんボリュームもそうだ。総ページ約900の大作は久しぶりに読んだし、割と読みやすい文章と読了後の爽快感がないと僕にとってはかなりきつかった。
ただ、何が凄かったって、あの熱量とメッセージ性だ。ラストなんて刺さりまくって笑った。もう笑うしかなかった。
この作品は、イランで生まれた主人公歩（あゆむ）の自叙伝のようになっている。阪神淡路大震災、同時多発テロ、東日本大震災が歩や歩の周りに与えた影響が書かれているところもこの作品の面白さの一つかもしれない。
ただ、この作品で僕が最も惹かれたのは歩という人物だ。物語が後半に差し掛かるにつれて彼の人生は転落の一途を辿り、決して素晴らしい人生・人間とはお世辞にも言えない。
でも、どこか心地よかった。たぶんそれは僕と似ていたから。もちろん容姿端麗だとか、海外移住経験があるとか似ても似つかない部分もあるが、周りの空気を異常に気にするところとか、いちばん安全な立場を無意識的にとってしまうところなんてまさしく僕だった。
そしてなんといっても須玖が好きすぎた。彼は美しかった。彼のような人間と親友になれる歩がうらやましかった。なるほどそう来たかと笑ってしまったが、須玖の信じるもの、信じる姿勢も美しかった。信じるものにまっすぐで、もう、敵わないわ。
何かを信じてまっすぐに生きるには、今の時代情報が多すぎる。でもそんなのものともしない須玖に魅力を感じる人は少なからずいるんじゃないかな。
物語の核となるヤコブとの思い出も良い。汚い部分、穢れた部分が一切ない。ぜひともエジプトのナイル河を生で拝見したい。
他にも、歩はたくさんの魅力的な人物と出会う。そして、美しい思い出を刻む。
自分で言うのもなんだけど、僕も人間関係には恵まれていると思う。美しい友人、家族がいる。
そんなところも、歩と似ている。
おなかがすいた。ちょっとティラミス買ってくる。
初デート(？)
花粉症だ。目が痒いのが一番辛い。目薬を買いに行かなくちゃな。
この前君と初めてご飯に行った。僕も初めて行くカフェで、最初はどうなるかと思ったけど終わってみれば普通の食事だった気がする。
一人娘で田舎者の君は、興味のない話だとすぐに下を向く。ただ、それが僕としては少し助かる。テキトーにオチをつけて次の会話に行けるから。
「きみは話し易くて人見知りしなかったよ！｣
そう言われた時は嬉しかった。
女の褒め言葉は９割が嘘っぱちで、息をするのと同じように嘘を吐くという持論を持っている僕を喜ばせるんだから、すごいよ。
(いやお前がチョロ過ぎるだけだろってツッコまないで(笑))
それと、君はセンスがあるよ。
僕のことを売れない若手芸人みたいだと言い放った時には腰を抜かした。
売れない若手芸人をこの世でいちばん尊敬している僕にとっては最高の褒め言葉でしかないから。
ただ、残念ながら、売れない若手芸人はめちゃくちゃ面白いからな。本当に。こんな僕なんか屁でもないさ。めちゃくちゃ面白いんだからな。
コーヒー飲めるようになるといいね。このほろ苦さが僕にとってはたまらないんだけどね。
また誘うよ。
本屋でアルバイト
僕が今やっているアルバイトについて書こうと思う。
僕は去年の４月頃から書店でアルバイトをしている。もう、９ヶ月くらいになるかなぁ。ベテランの部類に入るんだって。
さて、どんな仕事をするかというと、これは店舗によって違うとは思うんだけど、レジ打ちするのがメインになるかな。あとは返品。男子だからけっこう重たいもの運ばされます。
一見暇そうに見えるけど、電話が鳴れば激走して出なきゃいけないし、客のよくわからん問い合わせに答えなきゃいけないし、漢字読めないとエラそうなジジイにバカにされるし、、、ってな感じで割と忙しい。
時給めっちゃ低いのにね。(笑)
あんまりおすすめはしないかなぁ。まぁでも本が好きな人はやってみてもいいかもしれないです。
STU48
昨夜立ち寄ったコンビニで、一枚の広告が目に入った。
屈託のない6人の少女の笑顔。それと、たしか手書きの文字で、
＂メジャーデビューだ＂
その瞬間、『暗闇』が脳内で再生された。
＂夜よ僕を詩人にするな
綺麗事では終わりたくない＂
明けて今日1月31日、彼女たちはメジャーデビューを果たした。デビューシングル『暗闇』は、オリコンデイリーランキングで堂々の1位を獲得。見事な船出だったみたい。
昨日から鬼リピートが止まらない。この勢いだとCDも買っちゃうんじゃないか？
地元瀬戸内に新しい風。新潟みたいに地域密着もアリだと思うけどなぁ。
そんなこと思いながら、今日も1日を綺麗事で終わらせようとしてる。
とりあえず、ミュージックビデオにいいねを押しておいた。
台湾一人旅をした話
今年のお正月は台湾へ一人旅
初めての海外だったこともあり、楽しさよりも疲労が大きい(笑)
1日目はまず台湾101へ
すっごい高いっすね(笑)
てか、天気悪かったのは残念、ほんとに残念。
そうそう、下調べほとんど無しで行ったから地下鉄の乗り方すら分からなかった。
台北はMRTっていう地下鉄があってけっこう便利だと思います。僕は乗り方分かるまで時間かかったけど
これが切符。
駅であたふたしてたら夜に。
夜市いこーっと！
はい(笑)いろいろ食べたけど、ほとんど口に合わなくて一番美味しかったのはベビーカステラね
あれは八角？がほとんど入ってるのかな。クセがあります。慣れたら美味しいんだろうけど
次の日は九份へ。
台北駅から遠いわ！バスで2時間って。まぁタクシーの運ちゃんに捕まって40分で行けたけどね(笑)
やっぱタクシー移動がいちばん楽ですね
暗くなるまで待ちたかったんだけど、雨降ってきたし体力の限界を迎えたから2時間くらいで帰った。
ただ、すごくいい所だった。また行きたい。
そう、空港泊ってけっこう出来るもんすね。台湾桃園国際空港はシャワーあるし暇だけどなかなか快適に寝れました。
とりあえず最後にこれだけ。
日本最高。
永遠プレッシャー
なかなか濃密だった2017年もついに終わった。
年越しの瞬間はカラオケボックスにいた。本来一緒に来るはずだった友人にドタキャンされ、カラオケでバイト中だった別の友人に駆けつけてもらい、共に1年を締めくくった。その後は一人カラオケ祭りだったけど(笑)
さっきも言ったように今年は濃かった。受験して大学に入学して、新しい出会いに一喜一憂。すげえいいヤツもいたし、クソみたいなヤツもいた。
吉野家の牛丼とペヤングを一番食べた年は2017年で間違いない。
４月に始めた一人暮らしにももうすっかり慣れた。眠れない夜が多かった。
高校時代のあまり関わりのなかった後輩からLINEが来ていた。
"あけましておめでとうございます！頑張ってください！"
あけおめLINEはこの一通だけだった。
ひとりぼっちの年末年始は初めてだけどこんな年があっても悪くない。
まぁた宗教勧誘来たよ。正月だぞ。家で餅でも食っとけクソ野郎。
