朝ドラがおもしれえなあ。
君が初めて僕の家に来た。
一緒に餃子を作った。最後はうまくいったね。おいしかった。
でも、
僕は君の手さえ握れなかった。いざ君が目の前にいると動けなくなってしまう。
自分の恋愛経験不足が憎い。
君が帰った後、思いっきりシコってやった。
またさらに自分のことが嫌いになった。
もうカッコつけるのにもつかれた。
勢いをつけるために、思いを伝えるために、ここ最近は自分のことをかっこいい、イケてるヤツだと思い込むことを心掛けていた。根拠のない自信とやらやつに助けを求めた。
だけど、
その作用がもう切れた。
女の子が苦手だ。自信なんてあるものか。
ここからだな。
ありのままで行くしかないのかな。どうにでもなれ。
まあたぶん、自信がないのも君は気づいてるんだろう。
寂しい夜に、眠れない夜に、ラジオを聴くしか脱出の手段を持ち合わせてなかった僕に、君は手を差し伸べてくれる、、、はず。